東日本大震災
久しぶりのアップとなります・・・。
忘れもしない3月11日午後2時46分、今まで経験したことのない揺れが保育園を襲いました。
最初、職員がカバンに入れていた携帯が「ブーブー」と鳴り響き、「何この音?」と言っているうちに、ドドドドドドドドーと気味悪いくらい静かな揺れが起こりました。その後まもなく遠くから地鳴りがしてくるような不気味な大きな横揺れが起きました。その時点で「これは、いつもの地震とは違う!」と感じ、「子ども達を外に出して!!」と叫びました。その時は、保育園は丁度お昼寝時間。寝ている子ども達を起こして抱えて直ちに園庭に避難。先生方皆必死。とにかく子ども達を守るために必死でした。
今も、時々大きな揺れを感じます。今は先日の地震とは違ってそこから突き上げてくるような地震。怖いです。でも私達には子ども達を守らなければいけない義務があります。震災から一週間が経ちました。ガソリンがなくて職員も保育園に通勤するのに困難な状態が続いています。「ガソリンがない人は自宅待機にします。」と話しても「私は保育をする」と頑張っている保育士の気持ちありがたいです。(もちろん調理員も事務員もです。)
さて、3月22日からの保育についてですが、3月23日に予定していたお弁当の日は、このような状況ですので給食を出します。(何とか食材は確保しました。)24日は延期となっていた年長児とのお別れ会です。登園している子ども達で行います。完全給食です。3月26日の卒園式は予定通り行います。今週の分は何とか食材確保出来ましたので給食を出します。ご安心ください。ガソリンないといろいろなところに影響が出ますね。(通勤・食材確保・物資確保など)
しかし、沿岸の方々の思いをすれば、私達は幸せです。とにかく、出来ることを頑張ります。
北高田保育園のことを全国の保育園の知り合いの先生方が心配してくれて、電話をいただいたりメールをいただいたりしました。ありがとうございました。「皆が心配してくれている。」と思っただけで力が湧いてきました。全国、良い人ばかりだと感じる事が出来ました。同じ仕事をしている人達の励ましの言葉は何よりの力になります。感謝です。ありがたいです。ありがとうございました。
園長より